2011/04/27

Movie Review No.1

Hereafter 2010(USA)

監督/製作:クリント・イーストウッド

製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ他

脚本:ピーター・モーガン

出演:マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、ブライス・ダラス・ハワード他

 「人間は死んだらどうなるのか。」という疑問を題材に、巨匠クリント・イーストウッドが、「死」にとらわれた3人の人物の苦悩と、それを乗り越えるまでを描いた作品。サンフランシスコ・ロンドン・パリと、全く違う国の3人が、「死」という絶対的な存在に、悩み、苦しんだ末にある場所で、何かに導かれるように巡り会う、というストーリーである。前半は、3人が経験した、それぞれの「死」を描いているので、少し重い・暗い気持ちになる。中盤は、3人がそれにどう向き合い、付き合って行くかが描かれている。後半は、3人が偶然に出会い、「死」を乗り越え、それぞれ「生きる」喜びを見いだしていく姿が描かれている。


 クリント・イーストウッド監督が、今回も、「死」ということをテーマに、人々がそれとどう向き合い、付き合って行くかを描いている。マット・デイモンの演技が良かったのもそうだが、3人の人物のストーリーをバランス良く描いていて、人物の背景がわかりやすかった。「死」ということを通して、人間は誰かと繋がっていないと生きていけないということを感じさせられた作品であった。

これからちょくちょく書いていこうかと思います。

ただ、見た映画を、僕の独断と偏見で書いていることなので、

これを読んだからといって、

先入観を持たずに映画を楽しんでいただけたらと思います。


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